大学入試ナビゲーター

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英語長文の読解法

秋の気候になってきましたね。

これから気温の上下が大きい季節なので、体調には十分お気をつけください。

 

さて、今日は【英語長文の読解法】についてです。

英語の長文って読むのめんどくさい…

単語の意味がわからないから、全然内容が掴めない…

 

色んな悩みがあると思います。

今回は、英語長文の読解をする上で重要なポイントをお伝えします!

 

 

1.段落ごとにまとめましょう!

英語の長文は、日本語訳すると案外簡単な文章であることが多いです。

特に、高校1年生、2年生で取り扱う文章では顕著です。

段落ごとに書いてある内容の要約(まとめ)を行うことで、段落の意味に気付くことができます。

具体例の段落なのか、結論の段落なのか、調査結果のまとめなのか。

 

2.接続詞にマークをつけましょう!

これは現代文でも同じです。

逆接の単語や順接の単語、並列や打ち消しなど長文にはさまざまな意味を持つ単語が出てきます。

接続詞がきちんと読み取れないと、何が大事なのかがわかりません。

それぞれにきちんとマークをつけておくことで長文を立体的に見ることできますよ!

 

3.音読しましょう!

これは英語長文ならではでしょうか。

日本語の文章とは主語と動詞の位置が異なりますし、英語独特の言い回しもたくさんありますので、音読を行いましょう!

理想としては抑揚をつけながら読むこと。

どこで一呼吸おけばいいのかなどは非常に難しいですが、学校の先生などに聞いてみてください。

単語の塊を意識するといいですよ。

 

4.教養を身につけよう!

これは現代文でも同じですね。

キリスト教の考え方や実験に関する知識など、背景知識として持っていれば、単語がわからないものが出ていても結論は分かりますので、難なく解答することができます。

 

どこかの大学入試問題で、タイタニックの長文が出ていたことがありました。

タイタニックのストーリーがわかっていれば、9割は取れる問題です。

また、慶應理工学部の問題ではある実験のレポートが長文で出題されていました。

もし仮に最初からその実験の結果を知っていたら、苦労することなく解答できますよね。

このように、問題で出てきた内容について筆者の考え方や一般論を知っておくことが次の読解に活きるのです。

 

まとめ

いかがでしょうか。

すぐにできるものもあれば、時間がかかりそうなものもありますね。

単語の勉強があってこその長文読解ですが、本番ではわからない単語に必ず遭遇します。

その時に止まらず、推測できるかどうかはあなたがどれだけ文章に触れてきたかで決まります。

 

今日の内容は現代文でも十分活用できますので、現代文が苦手な人でもこれをやれば大丈夫。

 

ぜひ頑張ってください。