大学入試ナビゲーター

大手予備校講師と高校教員を経験。センター試験全落ちからの一般試験で全勝。大学受験に臨むために必要な考え方、モチベーションの保ち方を配信します!

大学入試が変わる! 今までのようにはいかない!?

今、大学入試が大きく変わろうとしています。

厳密には、2021年1月からです。

 

では一体、どのように変わるのか?

今日はその話をしていきたいと思います。

 

  1.  大学入試センター試験が大学入学共通テストへ変更
  2. 「大学入学共通テスト」って何?
  3. 主な変更点について

 

1.大学入試センター試験が大学入学共通テストへ変更

保護者の方は、「大学入試センター試験」で慣れているのではないでしょうか?

全国の受験生のほとんどが1月に受験する、あの試験です。

 

それが、2021年1月から「大学入学共通テスト」へ変更になります。

 

2.「大学入学共通テスト」って何?

「大学入学共通テスト」は、現センター試験に代わって実施される試験です。

概要は以下になります。

 

  • 実施時期はセンター試験同様1月中旬の2日間
  • 最初の共通テストの受験者は現在の高校1年生(4月から高校2年生の代)

 

3.主な変更点について

  • 国語、数学で記述式問題が出題
  • 試験時間…国語は80分から100分へ、数学は60分から70分へ
  • 英語は4技能「読む・書く・話す・聞く」を評価

 

大きなところはこんなところでしょうか。

 

2024年からは、地理歴史・公民や理科科目でも記述式問題が導入される予定です。

 

今までは、マーク式だったので、5択の勝負です。

つまり、全くわからなくても20%は正解が出ることになります。

 

しかし、記述式ではそうはいきません。

わからないときに「なんとなく」ができません。

正答率がグッと下がると思います。

 

今後、合否を分けるのは【記述力】

 

国語と英語についてはサンプル問題を解きましたので、所見を別記事にて紹介したいと思います。

 

現在の高校2年生(4月から高校3年生)は、最後のセンター試験世代となり、現役志向が最も高くなる年だと予想されます。

今までよりも激戦となると思います。

 

早めの対応を。