大学入試ナビゲーター

大手予備校講師と高校教員を経験。センター試験全落ちからの一般試験で全勝。大学受験に臨むために必要な考え方、モチベーションの保ち方を配信します!

【保護者向け記事】これだけは絶対にやめて!!大学入試に臨む保護者のタブー3選

台風19号の被害が少しずつ明らかになってきていますね。

今回は風よりも雨での被害が多かったように感じます。

 

 

私はこうしてブログを書くことができるくらいには無事でしたが、みなさんは大丈夫でしょうか。

無事を祈るばかりです。

 

今日読んでいただきたいのは、【保護者の方】です。

受験生の保護者として色々な思いを出せずにいるかと思いますが、ぜひご一読ください。

 

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これだけは絶対にやってはいけないこと

  1. 情報収集をしない
  2. お子さまの意向を無視する
  3. 過剰な干渉

 

1.情報収集をしない

大学の種類はたくさんあります。

あなたのお子さんはどのような分野に興味があるのでしょうか?

経済学部と一言で言っても、学べる内容は多種多様です。

最低限、大学のHPを確認して学べる内容については頭に入れておきましょう。

また、入試方法や入試の時期、過去問題など。時には、自身だけではどうにもわからないこともあるでしょう。

その場合には学校の先生や塾の先生に質問を。

気を付けていただきたいのは、ある程度の情報を持った状態で質問をすること。

慌ててはいけません。まずは自分で情報を集め、わからないことだけ専門家に質問をしましょう。

 

2.お子さまの意向を無視する

今、夏休みの時期にうけてきた模試の返却時期です。

また、AO入試や推薦入試が始まってきています。

模試の成績を見てE判定ばかりだと「受ける大学を下げた方がいいのでは?一般ではなく、AO入試や推薦入試などにしたほうがいいのでは?」と焦ってしまう気持ちもわかります。

しかし、これはお子さまとしっかり話し合いましょう。

正直に言うと、模試の成績なんかあてになりません。

大学入試が厳しいということもありますが、本番で本人が持っている力を発揮できれば合格できるのです。

自分で何とかする力を身につける時間は残されています。

確かに受験機会という面では減ってしまうかもしれません。しかし、AOや推薦を受験するためにはその対策をしなければいけません。

そのための時間を割く余裕があるかどうか、きちんと話し合ってください。

決して、保護者の焦りでお子さまの進路を決めてはいけません。

 

3.過剰な干渉

これは2番と被る内容もありますね。

学校や塾にいられる時間は限られています。自宅学習をするお子さまに対して、過剰な干渉はしないようにしましょう。

高校3年生はすでに大人の仲間入りを果たしています。

あくまであなたはサポーターです。あなたの力で合格する子どもはいません。

 

悩みがあれば聞いてあげる。成績が上がらず焦っているのはお子さまです。

そばで見守る姿勢こそが保護者にとって必要な姿勢です。

 

最大の味方でいられるのは保護者の方しかありえません。

 

精一杯頑張りなさい。

とほほ笑んであげましょう。

これが一番うれしいものです。

 

勉強はどう?模試はどうだった?もっと頑張りなさい。

などはなるべく聞かないようにしましょう。

 

お子さまと今まで築いてきたコミュニケーション、信頼を信じて。

お子さまを信じてあげてください。

 

保護者の考え方、振る舞いが合格へ近づく一歩であることを覚えておいてください。