村田女子高等学校が広尾学園小石川中学校・高等学校へ転身!実際どうなの?
各自治体がゴールデンウィーク明けまでの休校を示す中、横浜市も方針変更はあるのでしょうか?
現時点では横浜市の対応は「浮いている」と言えます。
さて、今回は中学校・高等学校のニュースについて私見を述べたいと思います。
2021年4月より、村田女子高等学校が広尾学園小石川中学校・高等学校へ生まれ変わります。
「経緯は?コース設定は?教育内容は?倍率はどうなるの??」
現在判明している内容をまとめたいと思います。
1、経緯
過去の記事で村田女子高校の改革のお話をしました。
その時から少し「匂ってはいました」。
正直、広尾学園の影響力が強すぎるのでは??と思っておりました。
確かに、村田女子高等学校単体ではあまり募集がうまくいっていたとはお世辞にも言えません。
そのような学校と連携する=「がらっと血を入れ替える」というのはわかります。
しかし、ここまでのスピード感で変化するとは想像できませんでした。
2021年4月からの共学化というお話があがっていたので、確定路線だったのかもしれませんね。
それにしても、「村田女子高等学校らしさ=商業科」を消し去り、広尾学園小石川中学校・高等学校として生まれ変わる。
私立中高の力の差をまざまざと見せつけられる形になりましたね。
それでは、「広尾学園小石川中学校・高等学校」について公式ページを参考にしてお話したいと思います。
2、コース設定
コースは本家の広尾学園と同様に、
- 本科コース
- インターナショナルコース
です。
本家では、これに加えて「医進・サイエンスコース」がありますが、広尾学園小石川には設置される予定は現時点ではありません。
広尾学園の本科コース、インターナショナルコースともに大人気です。
本科コースが高校募集をやめていますし、インターナショナルコースでは帰国生の出願数がものすごい数来ているとうわさで聞きました。
「どうしても広尾に行きたい(行かせたい)んだ!」
という気持ちの受験生、保護者にとって、広尾学園小石川は新しい選択肢になるのです。
「広尾学園へのチャレンジ回数が増える」と考えると、幸せなことかもしれません。
しかし、本家と小石川では教育内容はどうなのでしょうか?
3、教育内容
あくまで私の予想ですが、広尾学園と同水準で授業が展開されると考えられます。
昨年秋時点で、教育連携として広尾学園の先生やツールが村田女子高校へ入ってきておりました。
もちろん、生徒のレベルを考慮しつつ調整はしているかと思いますが、広尾と同じようなことをすでに実践してきているのです。
本格的に広尾学園のコピーを作るとなれば、より一層教職員の流入は多いと思われます。
そうなると、「教育内容は本家の広尾学園と同様(に近い)」と考えられます。
4、生徒募集
まずは、中学校と高等学校の両方で募集するのではないかと予想します。
ここ数年、高校単独校(2016年度から中学校の募集停止)としてやってきたので、近隣の塾には「高校」として認識されていたと思います。
したがって、「いきなり中学募集のみ(中高一貫校)へ戻すというのは難しいのでは?」と個人的には思います。
また、本家の広尾学園が募集をやめた、「本科コース」の高校募集。
こちらの受け皿になるのが広尾学園小石川ではないかと思います。
つまり、広尾学園小石川の高校募集は一つのアイデンティティで、本家との唯一の違いともいえると思います。
このような状況のため、しばらくは中学・高校ともに募集をするのではないかと思います。
ただし、2021年の2月に行われる入試の状況をみて、中高一貫校にする可能性もありますが…。
5、まとめ
いかがでしたか?
あたらしく生まれ変わる「広尾学園小石川中学校・高等学校」について知りたくなった方は、ぜひ公式HPをのぞいてみてください。
私の予想では、
本家を脅かすほどの倍率が出るのではないか?
と思います。
近年、最上位と中堅以下で大きく差が広がった中学受験業界。
あたらしい広尾学園がどのような旋風を巻き起こすのか、期待しています。
※この記事はあくまで私個人の予想です。
事実と異なることもございますのでご了承ください。